霊魂降ろし言葉を紡ぐ『京都指折り神懸かり霊視』天の恵み◆天ノ宮瓜
霊能家系に生まれ、複雑な幼少期を過ごす。
幼い頃から人が何を考えているのか、どんな人間なのかを見抜く能力に長け、それ故に周囲の大人たちから必要とされ、同時に苦しみの中に生きる日々を過ごす。
その頃、心の拠り所としていた芸術を通し、天と繋がる感覚を覚える。
普通に生きようと自身の能力を隠し続け、偽りの「生」への疑問に命を失いかけた時、自らのアイデンティティー、ルーツを探し求め旅に出る。
ある約束の聖地にて、先祖がその身に霊魂を降ろし、助けを求め列をなす人々に言葉を授けてきたと知る。
抗い、もがき苦しんだ末に、導かれるように先祖の歩んだ道を辿ることで、ようやく天命を悟る。
天から授けられた縁により、京都の陰陽師にその能力を見出され弟子入りする。
古来より陰陽師が行なってきた「占い」を学び、深め、京都で相談を受け始めると、口コミで噂が広まるようになる。
現在は京都占い処銀月堂、もしくは紹介のみの鑑定を受けており、京都の要人をはじめ、お悩みを抱えた人々の支持を得て「魂」の救済を生業としている。
日本の文化や宗教にも造詣が深く、全国の聖地巡礼を行う中で、土地ごとに尊き師との縁ありて、門外不出の技を受け継いでいる。